かっこいいチビ蜘蛛アダンソンハエトリ
どこの家庭でも見かける小さな蜘蛛、アダンソンハエトリ、これが誰も知っていながら知らない驚異の能力を持つ蜘蛛なんです。
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2021-09-27 12:02:08
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アダンソンハエトリとは
家庭で見かけるハエトリグモの一種ですが、小さいのにこんな立派な名がついて、意外と優秀なハンターなんです。
アダンソンハエトリ(Hasarius adansoni)は、ハエトリグモの1種。日本では家屋に普通に見られるものの一つで、世界的にも広く分布する。
アダンソンハエトリは日本中部以南では、チャスジハエトリと共に家屋内でごく普通に見られるハエトリグモである。性的二形が明確で、雌雄では大きさや斑紋にはっきりした差がある。雄の触肢がやや長く、白い毛が多くてよく目立ち、背面にもいくつかの白い斑紋を持つが、雌はくすんだ体色をしている。名称の「アダンソン」は、1826年(または1825年)にフランス人博物学者ミシェル・アダンソンに献名されている。
アダンソンハエトリは日本中部以南では、チャスジハエトリと共に家屋内でごく普通に見られるハエトリグモである。性的二形が明確で、雌雄では大きさや斑紋にはっきりした差がある。雄の触肢がやや長く、白い毛が多くてよく目立ち、背面にもいくつかの白い斑紋を持つが、雌はくすんだ体色をしている。名称の「アダンソン」は、1826年(または1825年)にフランス人博物学者ミシェル・アダンソンに献名されている。
アダンソンハエトリの孵化して一週間ほどの姿が左。そのまた1週間後の姿(今日)が左。お腹の栄養がほぼ無くなっている。急いで親と離して一匹ずつ瓶に入れてハエを入れた。ハエの方が大きいが大丈夫だろうか。 pic.twitter.com/QCIa99du7I
— みき (@3Ufv5DLAO8kW9h3) September 25, 2021
徘徊性で歩き回って餌を採る。日本では家屋内に多く、特に明るい窓辺に多く、また雄の方がよく見かけるとの言葉もある。雄では歩き回るときに白い触肢をよく動かす行動が見られる。時に袋状の巣を作る。
この類では配偶行動として雄が雌の前で求愛ダンスをするが、この種では、最初に第一脚を斜め前に伸ばし、ジグザグに動きながら雌に近づく。
この類では配偶行動として雄が雌の前で求愛ダンスをするが、この種では、最初に第一脚を斜め前に伸ばし、ジグザグに動きながら雌に近づく。
黒っぽくてこれほんとにハエトリグモだよな?って思ったら、アダンソンハエトリのオスだった!
— 天吟( ˘꒳˘ ) (@roadster1993) September 25, 2021
ちょくちょく違うハエトリ見るのは種類性別だったのね pic.twitter.com/5dV7HFEvEN
日本では本州以南、南西諸島まで分布する。ただし本州北部には生息していなかったが、現在その分布域を北に広げつつあり、そのような地域では屋内に侵入していたミスジハエトリを追い出しているという。主として家屋に生息するが、周囲の塀にも出現し、また市街地では庭の下草などにも見られる。
凡熱帯分布種とされる。その分布は人為分布もあって世界に広く、ヨーロッパやニュージーランドからも知られる。そのある部分は人為的に移動された結果と考えられている。熱帯域では野外でも見られ、たとえばマレーシアでは稲作における害虫防除に有効かも知れない種の一つにチャスジハエトリと共に上げられている。
凡熱帯分布種とされる。その分布は人為分布もあって世界に広く、ヨーロッパやニュージーランドからも知られる。そのある部分は人為的に移動された結果と考えられている。熱帯域では野外でも見られ、たとえばマレーシアでは稲作における害虫防除に有効かも知れない種の一つにチャスジハエトリと共に上げられている。
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