水太りという気のせい

水太りとは

水太りとは、正確にそのような医療用語があったり、体質があるわけではありませんが、一般的になってきている太り方を指す用語で、あまり食事を多く摂っているわけでないのに太っていたり、水っ腹と呼ばれるようなぷよぷよ太りをしている人を指して言ったりします。

水分の循環がうまくいってないことでむくみが慢性化して、体重如何に関わらず、むくみ部分が太って見えることで水太り、と言われることはあります。
ただ、水の飲みすぎで太ってる、という水が原因で水太り、というのは誤りです。

誤解か別要因

ごく稀に体質的に水分を体に貯めやすく、排出されずに太ってしまう、という体質的な人もいるかもしれませんが、一般的には、水は0calで、飲み過ぎたところで、腎臓の機能で適度な体内の水分量になるように対外に排出されますし、100kg分の水を飲んだから体重が100kg太った、のような現象は起こりえません。

時折ある水太り、と言われるパターンでは、確かに水分をよく摂っているのですが、その水分が、水やノンカロリーの無糖のお茶などでなく、糖分たっぷりのジュースや、砂糖を加えた紅茶やコーヒーの飲みすぎなどにより、糖が要因の肥満などです。
また、皮下脂肪は大変柔らかく、プルプルの肉がつきますので、脂肪分の貯めこみを見た目で水太りだ、などと言われてしまうことはあります。

実際には、適度な水分の摂取は代謝を促し、老廃物の排出にも役立ち、ほとんど飲まないよりも飲んだ方が、痩せる、ないし適正なボディバランスにするのに役立ちます。