世にも恐ろしい洞窟事故の数々
探検はロマンだけじゃなく危険も!世にある洞窟の数々で発生した恐ろしい事故・事件の数々をご紹介。
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2021-02-25 03:28:24
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世間に知られる数々の洞窟事故
岡山地底湖行方不明事件
2008年1月5日午後6時15分ごろ、岡山県新見市豊永赤馬の洞穴「日咩坂(ひめさか)鍾乳穴 (かなちあな)」(奥行き約1600メートル)の奥にある地底湖(深さ約32メー トル)で遊泳していた高知大学3年生の男子学生(21)が行方不明になった、と 一緒に洞穴を訪れていた仲間から110番通報があった。
県警新見署員ら約30人が 捜索を続けたが、学生は見つかっていないという。
同署や新見市消防本部などの調べでは、学生は大学の洞窟(どうくつ)探検サークル に入っており、学生や社会人など近県から集まった計13人で新見市を訪れていた。
不明の男子学生は、計5人で午前11時半ごろから洞穴に入り、午後2時半ごろ、 着衣のまま遊泳している最中、行方がわからなくなったという。
新見市教育委員会によると、この洞穴は県の天然記念物に指定されており、洞穴に 入るには同市教委への届け出が必要なのに、学生らは届け出ていなかったという。
県警新見署員ら約30人が 捜索を続けたが、学生は見つかっていないという。
同署や新見市消防本部などの調べでは、学生は大学の洞窟(どうくつ)探検サークル に入っており、学生や社会人など近県から集まった計13人で新見市を訪れていた。
不明の男子学生は、計5人で午前11時半ごろから洞穴に入り、午後2時半ごろ、 着衣のまま遊泳している最中、行方がわからなくなったという。
新見市教育委員会によると、この洞穴は県の天然記念物に指定されており、洞穴に 入るには同市教委への届け出が必要なのに、学生らは届け出ていなかったという。
この探検サークルが洞窟内で宴会をしたり、伝統行事として地底湖で泳いでいたことが明るみに出て、非難が殺到し、この事故自体も、あまりにも周りが助けようとした形跡がないことから事件じゃないかとの推測も数多く出ているいまだに全容は不明な事故でした。
現場の鍾乳洞
日咩坂鐘乳穴は岡山県指定天然記念物に指定されている鍾乳洞で、日咩坂鐘乳穴神社の御神体でもある。
遭難現場となった地底湖は、総延長2,100 m(メートル)以上の洞穴の最奥部にあり、途中には、冬の渇水期以外は水没しているため通行不可能な場所がある。この地点から地底湖までは、10 mの崖や、腹ばいになったり水に浸からなければ通れない箇所が続き、危険が高まる。地底湖は幅30 m、奥行25 m、水深35 m程度、落差は約5 mあるが、落盤が階段状に堆積しているため昇降に支障はない。水の透明度は非常に低く、視界は1 m以下である。水面にはわずかに流動が見られるが、どこへ水が吐き出されているのか、明確には分かっていない。
事故以前は手つかずの美しい景観を求めて、洞穴の奥を目指す洞穴探検愛好家も多かった。2006年(平成18年)度には9件の入洞届が出されていたが、2011年(平成23年)7月以降、新見市内の洞穴の中では唯一、重大事故が多発しているとして入洞禁止となっている。
日咩坂鐘乳穴は岡山県指定天然記念物に指定されている鍾乳洞で、日咩坂鐘乳穴神社の御神体でもある。
遭難現場となった地底湖は、総延長2,100 m(メートル)以上の洞穴の最奥部にあり、途中には、冬の渇水期以外は水没しているため通行不可能な場所がある。この地点から地底湖までは、10 mの崖や、腹ばいになったり水に浸からなければ通れない箇所が続き、危険が高まる。地底湖は幅30 m、奥行25 m、水深35 m程度、落差は約5 mあるが、落盤が階段状に堆積しているため昇降に支障はない。水の透明度は非常に低く、視界は1 m以下である。水面にはわずかに流動が見られるが、どこへ水が吐き出されているのか、明確には分かっていない。
事故以前は手つかずの美しい景観を求めて、洞穴の奥を目指す洞穴探検愛好家も多かった。2006年(平成18年)度には9件の入洞届が出されていたが、2011年(平成23年)7月以降、新見市内の洞穴の中では唯一、重大事故が多発しているとして入洞禁止となっている。
ポガニカ湾の洞窟事故
当時、洞窟内でダイバーたちが彼の遺体を発見した。
彼のダイビングマスクははぎとられ、胸には30センチのナイフが刺さっていたとのことです。
M・Kは友人たちとケーブダイビングに来ていてため、彼を刺して洞窟に遺体を隠した(沈めた?)犯人がいて、一緒に来た友人集団の中にいるのではと疑われ、当初、警察は殺人事件として捜査しました。
しかし、遺体の司法解剖の結果、彼の死は殺人よりももっと恐ろしい結果であることが判明しました。
遺体から推測された状況というのは、M・Kが洞窟の迷路の中で迷ってしまい、酸素がなくなりかけて溺れそうになり、空気を求めて浮上しようとしたが不可能で、
結果、ここで死ぬと気づいたが、溺れ死ぬときの苦しみはとても堪えがたいと自害したと推測されるものだという。
彼のダイビングマスクははぎとられ、胸には30センチのナイフが刺さっていたとのことです。
M・Kは友人たちとケーブダイビングに来ていてため、彼を刺して洞窟に遺体を隠した(沈めた?)犯人がいて、一緒に来た友人集団の中にいるのではと疑われ、当初、警察は殺人事件として捜査しました。
しかし、遺体の司法解剖の結果、彼の死は殺人よりももっと恐ろしい結果であることが判明しました。
遺体から推測された状況というのは、M・Kが洞窟の迷路の中で迷ってしまい、酸素がなくなりかけて溺れそうになり、空気を求めて浮上しようとしたが不可能で、
結果、ここで死ぬと気づいたが、溺れ死ぬときの苦しみはとても堪えがたいと自害したと推測されるものだという。
タムルアン洞窟の遭難事故
タムルアン洞窟の遭難事故(タムルアンどうくつのそうなんじこ)とは、2018年6月23日にタイ王国・チエンラーイ県のタムルアン森林公園内のタムルアン洞窟(タイ語: ?????????????、英語: Tham Luang Nang Non Cave)において地元のサッカーチーム「ムーパ・アカデミー」のメンバーであるコーチ1人と少年ら12人の計13人が閉じ込められた遭難事故。7月10日までに13人全員が救出されたが、救出活動中にダイバー1人が殉職した。
2018年6月23日、地元のサッカーチーム「ムーパ・アカデミー」のメンバーであるコーチ1人と少年ら12人の計13人が洞窟内に進入した。タムルアン洞窟がある山の形が女性が横たわった姿に似ており、この洞窟は「男性に強い恨みを持って亡くなった女性の体内」と言われていて、地元の人達には恐れられている。
当時は雨季に入っており、大雨で洞窟内に大量の水が入り込んだ。その結果、洞窟内の水位が上昇して大半が水没したため、脱出できない状況に追い込まれた。
2018年6月23日、地元のサッカーチーム「ムーパ・アカデミー」のメンバーであるコーチ1人と少年ら12人の計13人が洞窟内に進入した。タムルアン洞窟がある山の形が女性が横たわった姿に似ており、この洞窟は「男性に強い恨みを持って亡くなった女性の体内」と言われていて、地元の人達には恐れられている。
当時は雨季に入っており、大雨で洞窟内に大量の水が入り込んだ。その結果、洞窟内の水位が上昇して大半が水没したため、脱出できない状況に追い込まれた。
雨季で、しかも地元でも恐れられるところに遊びで入った馬鹿集団なのに、それを救うために救助隊から1名死亡するなど大変いたたまれない事件でした。
自己責任論で見捨てればよかったのに・・・。
自己責任論で見捨てればよかったのに・・・。
最終的に馬鹿13人は救助されたものの、救助隊からダイバーの溺死や、細菌からの感染死者などがでました。
あまりにやるせない事件です。
あまりにやるせない事件です。
コピアポ鉱山落盤事故
厳密には洞窟事故ではないですが、坑道での事故ということで、洞穴的な要素のある事故のひとつです。
コピアポ鉱山落盤事故(コピアポこうざん らくばんじこ)とは、チリ共和国アタカマ州コピアポ近郊のサンホセ鉱山にて、現地時間2010年8月5日に発生した坑道の崩落事故。崩落により33名の男性鉱山作業員が閉じ込められるも、事故から69日後の現地時間10月13日に全員が救出された。サン・ホセ鉱山(el yacimiento San Jose または la mina San Jose)は、コピアポの45キロ北に位置する。鉱山を所有していたミネラサンエステバン社は、のちに倒産した。
作業員たちが閉じ込められたのは地下634メートルの坑道内で、坑道入り口から5キロの位置である。鉱山会社の弁護士を含む数名が、作業員らが救出されたあと、鉱山所有者らが破産する可能性を指摘している。サンホセ鉱山は金と銅の産出で1889年から操業してきた。現在の所有者は、マルセロ・ケメニー・ヒューラー(40%)とアレハンドロ・ボーン(60%)の2人である。
作業員たちが閉じ込められたのは地下634メートルの坑道内で、坑道入り口から5キロの位置である。鉱山会社の弁護士を含む数名が、作業員らが救出されたあと、鉱山所有者らが破産する可能性を指摘している。サンホセ鉱山は金と銅の産出で1889年から操業してきた。現在の所有者は、マルセロ・ケメニー・ヒューラー(40%)とアレハンドロ・ボーン(60%)の2人である。
現地時間10月12日23時20分(日本時間10月13日11時20分)、最初の救助隊員が地下へと下った。同10月13日0時11分(日本時間10月13日12時11分)、最初の被災者が救助された。
被災者と入れ替わりに救助隊員が降下する形でまず計3名の救助隊員が地下へと下った。その後、断続的に残りの3名の救助隊員が地下に入った。医師や看護師を含む6人がカプセルで地下の避難所まで降り、33人の健康状態を確認、カプセルへの乗り込みの効率化を図った。初めのうちは1人救出するのに約1時間かかったが終わりのころにはそのサイクルは30分未満にまで短縮された。最後の被災者が救出されたのは現地時間10月13日21時56分(日本時間10月14日9時56分)、翌10月14日0時33分(日本時間10月14日12時33分)に最初に降下した救助隊員が帰還し救出作業は終了した。
被災者と入れ替わりに救助隊員が降下する形でまず計3名の救助隊員が地下へと下った。その後、断続的に残りの3名の救助隊員が地下に入った。医師や看護師を含む6人がカプセルで地下の避難所まで降り、33人の健康状態を確認、カプセルへの乗り込みの効率化を図った。初めのうちは1人救出するのに約1時間かかったが終わりのころにはそのサイクルは30分未満にまで短縮された。最後の被災者が救出されたのは現地時間10月13日21時56分(日本時間10月14日9時56分)、翌10月14日0時33分(日本時間10月14日12時33分)に最初に降下した救助隊員が帰還し救出作業は終了した。
奥多摩地底湖行方不明事故
1986年(昭和61年)10月26日、上智大学ダイビングクラブの会員ら6名が、東京都西多摩郡奥多摩町氷川の鍾乳洞、通称「聖穴(ひじりあな)」に10時30分頃入洞し、その内4名が酸素ボンベを装備して洞内の2つの地底湖の探検をしていた。15時頃に4年生の男子学生(当時22歳)が4名の先頭に立ち、入口から約60 mの地点にある水深15 mの第二地底湖に潜ったものの、20分が経過しても出てこなかった。その後4日間にわたる捜索が行われたが、洞窟が狭く入り組んでいること、水中の視界が悪いことから、発見されずに打ち切られた。
2011年(平成23年)10月頃、地底湖に潜水していたダイバーが、ウェットスーツを着た白骨死体を発見。通報を受けた警視庁も水中で死体を確認したが、岩に引っかかっており、地形も入り組んでいるため引き揚げが難しい状況だった。11月13日になってようやく遺体が引き揚げられ、調査の結果DNAが一致したことから、25年前に行方不明になった上智大生であると確認された。
「岡山地底湖行方不明事件」より前に起きていた、痛ましい洞窟事故として有名なものです。
ほとんど明かりもなく、自然環境のため、予想もつかない迷路のようになっている可能性の高い地底湖が、いかに危険かということです。
ほとんど明かりもなく、自然環境のため、予想もつかない迷路のようになっている可能性の高い地底湖が、いかに危険かということです。
与那国洞窟事故
2023年10月10日、与那国島新川鼻の洞窟探検ツアーに参加した客の夫婦と、20代の男性ガイド、合わせて3名が行方不明になる事故発生。
行方不明3名中、男性ガイドとツアー客の50代女性は、11日に自力で洞窟から脱出、その後ツアー客の40代の男性は発見・救助されたものの、その後死亡が確認されました。
40代の男性は、11日午前10時過ぎ、洞窟の岩場で横たわる姿を発見。
午後4時過ぎに救助されましたが、心肺停止の状態でその後、死亡が確認されました。
原因:悪天候で急に増水して3人が離ればなれに、男性は脱出できず、現場周辺では、1時間に21ミリを超える激しい雨が降っていたとのこと。
行方不明3名中、男性ガイドとツアー客の50代女性は、11日に自力で洞窟から脱出、その後ツアー客の40代の男性は発見・救助されたものの、その後死亡が確認されました。
40代の男性は、11日午前10時過ぎ、洞窟の岩場で横たわる姿を発見。
午後4時過ぎに救助されましたが、心肺停止の状態でその後、死亡が確認されました。
原因:悪天候で急に増水して3人が離ればなれに、男性は脱出できず、現場周辺では、1時間に21ミリを超える激しい雨が降っていたとのこと。
与那国島 洞窟で見つかった1人の死亡確認 不明の男性か|NHK 沖縄県のニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20231011/5090025260.html
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20231011/5090025260.html
ナッティ・パティ洞窟事故
2009年11月、ユタ州のナッティ・パティ洞窟での事故。
ベテラン洞窟探検家ジョン・エドワード・ジョーンズは、地図にも記載されていない洞窟内の未開拓の場所で粗逆さの姿勢となる170度の下向きの角度で挟まれた。
救助活動が開始されるが、この姿勢が救助活動を困難にしており、24時間後、救助隊はジョーンズを0.61 m(2フィート)引き上げ、食料と水を下ろしたが、救助ロープシステムの一部が故障したことにより墜落し、更に酷い状態となって元の場所へ戻る状況へと陥った。
これにより救助隊も救助が不可能となったことでジョーンズは衰弱し、まもなく死亡したのみならず、その後救助隊は遺体回収作業に切り替えたものの、それも困難で危険と判断したため諦めた。
そのため、ジョーンズの家族と土地所有者は、彼の遺体をそのままにし、洞窟は永久に封鎖される措置が取られた。
なお、この事故は2016年に『ザ・ラスト・ディセント』として映画化された。
ベテラン洞窟探検家ジョン・エドワード・ジョーンズは、地図にも記載されていない洞窟内の未開拓の場所で粗逆さの姿勢となる170度の下向きの角度で挟まれた。
救助活動が開始されるが、この姿勢が救助活動を困難にしており、24時間後、救助隊はジョーンズを0.61 m(2フィート)引き上げ、食料と水を下ろしたが、救助ロープシステムの一部が故障したことにより墜落し、更に酷い状態となって元の場所へ戻る状況へと陥った。
これにより救助隊も救助が不可能となったことでジョーンズは衰弱し、まもなく死亡したのみならず、その後救助隊は遺体回収作業に切り替えたものの、それも困難で危険と判断したため諦めた。
そのため、ジョーンズの家族と土地所有者は、彼の遺体をそのままにし、洞窟は永久に封鎖される措置が取られた。
なお、この事故は2016年に『ザ・ラスト・ディセント』として映画化された。
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