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漢字の国日本のかっこいい四字熟語紹介

日本の古くからの漢字の中で、字面も語感も最高にかっこいい四字熟語を一挙ご紹介します。
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2021-03-28 02:19:45

かっこいい四字熟語

抜山蓋世(ばつざんがいせい)

山を引き抜き、世界を覆いつくすほどの力という意味。中国古典「史記」で、項羽の辞世の句、「力、山を抜き、気は世を蓋う」という言葉から来ています。
風林火山(ふうりんかざん)

風林火山(ふうりんかざん)は、甲斐の戦国大名・武田信玄の旗指物(軍旗)に記されたとされている「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」(疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し)の通称である。
質実剛健(しちじつごうけん)

心身ともにたくましく、飾らないさま。質実は、素質が誠実で、剛健は剛く健やかな体という意味。
見た目が素朴で真が強く、体もしっかりしている人などを指す。
門前雀羅(もんぜんじゃくら)

門の前に網を張って雀(すずめ)を捕まえることができるほど訪問者もなく、人の往来もない寂れたさま。
「雀羅」は雀を捕まえるときに使う霞網(かすみあみ)のこと。
蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)

無駄な表現が多く、内容の乏しい下手な議論や文章。
無用の口論や下手な文章をいう。蛙かえるや蝉せみがやかましく鳴くように、騒がしいだけでなんの役にも立たないという意から。
「噪」は騒がしく鳴く意。
「蝉噪蛙鳴せんそうあめい」ともいう。
紫電一閃(しでんいっせん)

事態の急激な変化の形容。研ぎ澄まされた剣をひと振りするとき、一瞬ひらめく鋭い光の意から。「紫電」は研ぎ澄まされた剣をひと振りするときにひらめく鋭い光。「一閃」は一瞬のひらめき。さっとひらめくこと。

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