トレーニングのいつもの悩み筋肉痛とはいったい
![]() |
激しい運動をするといつも生じる不思議な痛み、筋肉痛、いったいどうしてなるのだろうか、その仕組みは、といった解説まとめ。
2124 view
2020-10-04 13:32:20
|
筋肉痛とは
激しいトレーニングをした後や、あまり普段使わない筋肉に負担をかける運動、力仕事をした後、翌日や翌々日、ビキビキと体が痛い、こんな筋肉痛に悩まされることはよくあるかと思います。
そんな筋肉痛の正体をご説明。
そんな筋肉痛の正体をご説明。
山登りました!明日は筋肉痛ですよ。 pic.twitter.com/OaWV7whFRz
— i'm のか. (@nokao_UMA) October 3, 2020
筋肉痛(きんにくつう、英: Myalgia)は、筋肉に生じる痛みであり、その原因はさまざまである。しかし最も一般的な原因で、一般に筋肉痛と呼ばれるのは、筋肉・筋肉群の過剰使用または過剰伸展を行った後、その数時間後から数日後に発生する遅発性筋肉痛 (英: Delayed Onset Muscle Soreness = DOMS) である。
外傷性病歴のない筋痛症は、多くはウイルス感染によるものである。長期間の筋肉痛は代謝性ミオパチー、いくつかの栄養失調、慢性疲労症候群の指標となり得る。
外傷性病歴のない筋痛症は、多くはウイルス感染によるものである。長期間の筋肉痛は代謝性ミオパチー、いくつかの栄養失調、慢性疲労症候群の指標となり得る。
遅発性筋肉痛(Delayed onset muscle soreness, DOMS)とは
多くの人が筋肉痛と言ったら、こちらの、過剰な運動などで、後から筋肉に痛みの出る、遅発性筋肉痛のことを指します。
主にこちらをご説明。
主にこちらをご説明。
遅発性筋肉痛(Delayed onset muscle soreness, DOMS)とは、慣れない、もしくは激しい運動を行ったあとの数時間から数日間に、筋肉に感じられる疼痛および筋硬直である。
DOMSの主原因となる運動は、筋肉が収縮方向とは逆方向に引きのばされながら力を発揮(伸張性収縮、或いはエキセントリック収縮)する運動である。筋肉を収縮させながら力を発揮(短縮性収縮、或いはコンセントリック収縮)する運動ではほとんどDOMSが生じない。
例として、筋力トレーニングにおけるベンチプレス運動を大胸筋の視点からみたとき、バーベルやダンベルを挙上していく動きが「短縮性収縮」、下ろしていく動きが「伸張性収縮」となり、この場合は器具の重量に抵抗しながらゆっくりと下ろす動きが大胸筋の筋肉痛を生む主要因になる。他の例として、坂道や階段を駆け下りる動きは大腿四頭筋や下腿三頭筋に伸張性収縮を発生させる。
DOMSの主原因となる運動は、筋肉が収縮方向とは逆方向に引きのばされながら力を発揮(伸張性収縮、或いはエキセントリック収縮)する運動である。筋肉を収縮させながら力を発揮(短縮性収縮、或いはコンセントリック収縮)する運動ではほとんどDOMSが生じない。
例として、筋力トレーニングにおけるベンチプレス運動を大胸筋の視点からみたとき、バーベルやダンベルを挙上していく動きが「短縮性収縮」、下ろしていく動きが「伸張性収縮」となり、この場合は器具の重量に抵抗しながらゆっくりと下ろす動きが大胸筋の筋肉痛を生む主要因になる。他の例として、坂道や階段を駆け下りる動きは大腿四頭筋や下腿三頭筋に伸張性収縮を発生させる。
痛みのメカニズムについてはいくつかの仮説があるが、統一された学説となるには至っていない。
骨格筋は数千本の筋線維が束になり、この束を筋膜が包むように形成されるが、痛覚を伝える神経終末は筋膜には接合しているものの筋線維には接合していない。このため、伸張性収縮などによって筋肉が過負荷を受けた瞬間(筋線維がミクロレベルで損傷した瞬間)に痛みを感じることはない。よって筋肉痛の原因は、筋肉自体の損傷ではない。ただし、筋膜までも損傷するような疾患(一般的に「肉離れ」と称するもの)の場合は即痛みを伴う。
一般的な説明として多いのは、「運動で生じる『乳酸』の一部が筋肉中の毛細血管に長時間残存し、これが筋肉への酸素供給を阻害して鈍痛を引き起こす(肩こり等と同様の現象)」という仮説である。しかし、伸張性運動の場合に筋肉痛が発生しやすいこと、血液中の乳酸値が運動後比較的速やかに下がってしまうことなどとの矛盾が指摘されている。
骨格筋は数千本の筋線維が束になり、この束を筋膜が包むように形成されるが、痛覚を伝える神経終末は筋膜には接合しているものの筋線維には接合していない。このため、伸張性収縮などによって筋肉が過負荷を受けた瞬間(筋線維がミクロレベルで損傷した瞬間)に痛みを感じることはない。よって筋肉痛の原因は、筋肉自体の損傷ではない。ただし、筋膜までも損傷するような疾患(一般的に「肉離れ」と称するもの)の場合は即痛みを伴う。
一般的な説明として多いのは、「運動で生じる『乳酸』の一部が筋肉中の毛細血管に長時間残存し、これが筋肉への酸素供給を阻害して鈍痛を引き起こす(肩こり等と同様の現象)」という仮説である。しかし、伸張性運動の場合に筋肉痛が発生しやすいこと、血液中の乳酸値が運動後比較的速やかに下がってしまうことなどとの矛盾が指摘されている。
治し方
通常は筋線維とその周りの結合組織の回復過程が終息するに伴い、筋肉痛も自然に解消の方向に進む。
痛みを和らげる方法としては、冷やす、時間がたってから安静にする・入浴などで筋肉を温めるといった「消極的休息」のほか、軽度の運動やストレッチングなどで血行をよくする「積極的休息」がある
痛みを和らげる方法としては、冷やす、時間がたってから安静にする・入浴などで筋肉を温めるといった「消極的休息」のほか、軽度の運動やストレッチングなどで血行をよくする「積極的休息」がある
同カテゴリ人気ランキング
同じカテゴリ内でもアクセスの多い人気ページをご紹介。同カテゴリリンク集
同カテゴリのお役立ちサイトをランダムでご紹介。
2015-09-16
三郷市の一画で、商業施設の集まった地域を作ったらそのまま地名になったというピアラシティ。
2014-12-24
漢字文化のある日本語ならではの、熟語の中でも長めで、文字の並びだけでかっこいいような五字熟語の数々をご紹介。
2016-05-12
世界各国の国を象徴している国旗、そんな国旗には、国同士でそっくりなものなども存在します。
2014-07-08
どこで使うかわかりませんが、知ってうれしい雑学や豆知識をため込み宝庫のようになるよう目指すブログです。
2016-07-12
首相と大統領、一見すると国の一番偉い人、という認識で、どちらも同じようですが、国によってどちらを置いているかは異なる場合が多く、場合によっては両方いることも。いったいこの2つの地位は何が違うのか、詳細に解説しています。
2015-01-06
世の中にはちょっと想像の斜め上をいくものが多いですが、世界に数多ある滑り台にはそうした想像を超える逸物がややあるものです。ここではその一端をご紹介。
2016-05-10
動物さん達の知って楽しい雑学の数々をご紹介。
2015-03-04
日本の食べ物では、なんて読むの??と、ずっと日本で生きてきても読めないような難しい漢字の食べ物が多々存在します。
2015-07-15
日本人ならよく使い、読み・書きする漢字。名前にも多くの漢字が使われていますが、その中でも特に難しいものをご紹介。