フラまと

読んで楽しく、お役立ちな情報満載!「フラットまとめ」 収録 598 件☆

地域ごとの味・ソウルフード☆世界のお漬物特集

日本に古来から存在するお漬物と同様、名称は様々なれど、世界中にも存在する漬物の数々。そんな世界のお漬物を紹介していきます。
3448 view
2021-11-22 19:06:41

世界には多様な漬物が

日本は塩や味噌、お酒、その他で野菜を漬ける漬物が定番ですが、世界中にも、日本とは漬ける材料や漬け方が違うだけで、漬物は多数存在します。
そんな世界の定番お漬物の数々をご紹介。

ピクルス

地域を絞ったお漬物ではなく、世界各地で作られる漬物の代表格ですね。
ピクルス (英語: Pickle) は、酢漬けあるいは自然醗酵によって作られる保存食。英語本来の発音は「ピクル」の複数形である「ピクルズ」。
歯切れのよい野菜類を、種々のスパイスを入れた酢に漬けたもの。ガーキン(短小のキュウリ)、キュウリ、タマネギ、カリフラワー、ニンジン、トマト、ビーツ、インゲン、ピーマンなどを塩漬けののち、香辛料とともに酢漬けにすることで保存性を高め、味に変化をつけたものである。前菜や肉料理、サンドイッチに添えたり、カレーソースの薬味や、みじん切りにしてマヨネーズに加え(タルタルソース)、食欲増進や、味に変化をつけるために用いられる。

キムチ

キムチも、韓国をはじめ、中国、日本、他多数の国で定番の漬物として食される漬物となっています。
唐辛子の強い刺激、野菜の甘味、乳酸発酵による酸味・うま味と塩辛さが複雑に混じり合った風味が特徴である。多くの場合は魚介類(もしくは魚醤や塩辛や塩アミなどの漬物)やニンニクなどを使用するため、濃厚な匂いと強い風味を持つ。

朝鮮半島だけではなく、朝鮮民族が多く暮らす国・地域では、市場などでキムチを売っていることが多い。ソビエト連邦時代に沿海州から朝鮮系住民(高麗人)が移住したウズベキスタンでは、市場やレストランでもキムチ(シムシャとも呼ばれる)が見られるほか、ニンジンを主材料とするマルコフチャなども食されている。

アチャール

アチャール(achar, aachar, athanu, achaar)は、インドやパキスタンなど南アジアの漬物。アツァールとも。

タマネギ、ニンジン、キュウリ、セロリなどの様々な野菜やマンゴー、パイナップルなどの果物をトウガラシなどのスパイス、塩、酢やレモンの果汁、食用油などで漬けて作られる。

インドの首都ニューデリーには、1860年代に設立されて以来、インド最高の漬物ブランドとされてきた「ハーナレイン」(Harnarains)などがある。
地域によって、ライム、レモン、マンゴー、ショウガ、ナスなどの食材が使われるが、必須な原料としてトウガラシ(チリ)がある。自家製のアチャールの場合、夏に仕込みを行い、モスリンの布で覆ったまま最大2週間、太陽にさらすことで熟成させる。

搾菜(ザーツァイ)

ザーサイ、ザーツァイ(搾菜、学名:Brassica juncea Var. tumida、中国語表記:榨菜、ジャーツァイ、zhàcài)とはアブラナ科アブラナ属の越年草。又、それから作られる中国の代表的な漬物のこと。

ザワークラウト

ザワークラウト (Sauerkraut, ドイツ語: [ˈzaʊɐˌkʁaʊt]) とは、ドイツにおけるキャベツの漬物。また、それを使った料理も指す。原義は「酸っぱいキャベツ」。日本では「酢キャベツ」と表記されることもあるが、酸味は発酵により生じる乳酸によるものであり、酢酸によるものではない。ザウアークラウト、ザオアークラオト、英語読みの[ˈsaʊ.ərkraʊt]からサワークラウトとも表記されることがある。
ザワークラウトの酸味は発酵の過程で乳酸菌が出す乳酸によるもので、酢などの酸味料は加えない。産地や各家庭において作り方はさまざまであるが、基本的にはキャベツや赤キャベツを繊切りにし、瓶や漬物樽に入れ、適量(キャベツの重量の2%程度)の塩と香辛料を入れてよく混ぜたのち、漬物石など重しをのせて押しをかけ、常温で保管する。夏季なら3日、冬場でも1週間程度で酸味が出て食べごろになる。香辛料はディルシード、キャラウェイシード、ジュニパーベリーなどがよく使われる。また塩とともに白ワインを加えて漬け込まれることもある。

アンチョビ

カタクチイワシ科 Engraulidae はニシン目に属する科の一つ。総称的にアンチョビ(英語 anchovy)と呼ばれる。イタリア語でアッチューガ acciuga (複数形はアッチューゲ acciughe)、フランス語でアンショワ anchois。日本では特に塩蔵品にした食品を指すことが多い。
塩蔵品は、三枚におろして内臓を取り除いた小魚を塩漬けにして、冷暗所で熟成及び発酵させたものである。オリーブオイルを加え、缶詰や瓶詰にする。主にイタリアやスペイン、モロッコで生産されている。

缶詰には、三枚におろした身肉をそのまま平らに並べたフィレー・タイプのものと、その身肉をケッパーの実を芯にして渦巻状に巻いたロール・タイプのものがある。ペースト状にしてチューブに入れられた製品もある。

塩蔵アンチョビはヨーロッパの料理によく用いられる。そのまま、あるいはペースト状にして食べるほか、サンドイッチやカナッペの具としたり、ピザ、パスタ(プッタネスカなど)、サラダ(シーザーサラダなど)の味付けに用いたりもする。この他にも、アンチョビを用いる料理にはヤンソンの誘惑やバーニャ・カウダがある。欧米のウスターソースにもアンチョビが含まれている。

同カテゴリ人気ランキング

同じカテゴリ内でもアクセスの多い人気ページをご紹介。
肉でも魚でもなく野菜が主役を張るようなおいしい料理の数々をご紹介。
view 4947
2020-12-23 02:11:02
日本に古来から存在するお漬物と同様、名称は様々なれど、世界中にも存在する漬物の数々。そんな世界のお漬物を紹介していきます。
view 3448
2021-11-22 19:06:41
関西圏ではよく作られて、揚げ物の定番化している紅ショウガ天、ガリ天のご紹介。
view 3427
2021-03-09 20:06:09
本来野菜でありながら、料理の味を引き立ててくれて、まるで調味料のように使える大根おろしの紹介です。
view 3413
2020-08-02 16:16:11
実の苦みからやや子供には敬遠されがちだが、大人に好まれる苦さと旨味の同居したゴーヤという野菜の紹介まとめです。
view 3083
2020-08-31 20:18:08
熊本県の地産の野菜で作るおいしいお漬物紹介まとめです。
view 3047
2020-08-26 02:06:09
フランス発祥の郷土料理であり、夏野菜を利用したおいしい煮込み料理であるラタトゥイユの紹介まとめです。
view 2182
2020-08-14 17:29:08
日本人ならみんな大好き料理のひとつラーメンにおけるド定番にして大事な具材のメンマのご紹介。
view 2066
2021-01-22 20:34:10
野菜が主役になって、絶品ソースにからめて食べるバーニャカウダのご紹介。
view 1986
2020-12-23 02:25:00
地域によって呼び名が異なり、とてもその呼び名のバリエーションの豊富なトウモロコシの紹介。
view 1575
2021-04-20 00:00:12

同カテゴリリンク集

同カテゴリのお役立ちサイトをランダムでご紹介。
2016-06-26
よく漬物に使われる、食感がよくて瑞々しい高菜(たかな)のご紹介。


2018-11-10
植物の新芽を食べるスプラウトの、おいしい料理まとめ。


2015-07-31
日本古来より食べられてきた数少ない香味野菜であるミョウガの調理方法やレシピの紹介まとめです。


2015-06-20
日本での歴史は浅いのに、今では大人から子供まで大好きな野菜の代表格となりつつあるジャガイモですが、意外と知られていないその素性や種類の多さをこちらでご紹介。


2015-09-29
お寿司の中でも甘い寿司ネタとして有名・定番で、主に子供に絶大な人気の巻き寿司のネタであるかんぴょう(干瓢)の紹介。


2015-12-18
日本の国民食と言っていいほど広がるラーメンによく合って、定番の具材ともなっているメンマのご紹介。


2015-06-28
甘みたっぷりで漬物から煮物、焼き物、なんでも料理に使えて楽しめるおいしいお野菜カブの、グルメ紹介まとめです。


2016-04-27
見た目鮮やかで料理が映え、旨み成分のグルタミン酸もたっぷりの夏野菜トマトの料理紹介。


2016-02-25
旨味とジューシーさで、具としても、料理を引き立ててくれる調味料・薬味としても万能な大根おろしを使った料理のご紹介。


2016-04-15
大人から子供まで愛されるお野菜のじゃがいもを使った絶品グルメのじゃがバターのご紹介。